
Hinemosu
行きすぎた最先端を目指す hide10 の個人ブログ


USBデジタルアンプ「TOPPING TP30」購入
デジタル・チャンネルディバイダが欲しい
M-AUDIOから発売される「Studiophile DSM3」は、ユニット毎にアンプを持つデジタル・バイアンプに加え、内蔵DSPによりユニット毎に周波数を分割するデジタル・クロスオーバー・ネットワークを内蔵しているそうだ。
コンデンサやコイルで構成するパッシブ・ネットワークと違って、デジタル・クロスオーバー・ネットワークなら物理的な損失や不利な特性を無視できるので、マルチウェイのスピーカーには理想的な構成だな。
これは良い考えだと思ったので、何とか自前でデジタル周波数分割できないモンかと思って調べてみた。ネットワークを外に出すと「チャンネルディバイダ」(チャンディバ)と呼ばれるようになり、チャンディバ+マルチアンプ+マルチウェイスピーカーでHI-FIなる流れもあるようだ。よしよし、目の付け所は間違っていないんだな。
だがしかし。デジタルチャンディバは業務用のDCX2496とか、HI-FIのRSDA904ぐらいしか見あたらない。余りにも大仰な構成になる上に需要が極々少ないだろうから、どうしても高く付いちゃうみたいだな…
パソコン上で周波数分離して、複数枚のサウンドカードに出力すれば安上がりな気がするな。どこかの物好き崇高なる先駆者が実現してたりしないかな~?
坂本龍一の新アルバムが24bit/48kHzの高音質で配信
坂本龍一の5年ぶりのニューアルバム「out of noise」の楽曲を、独自サイト「コモンズマート」を使用して、24bit/48kHzのAIFF形式でダウンロード配信するそうです。
一般的なCDは16bit/44.1kHz48kHzなので、CDより「音楽の情報量が多い」と思ってもらえば良いのかな。DRMフリーのAIFFだから、たぶんiPodでも再生できると思います。試しにAIFF版とMP3版を買ってみて、AppleTV経由でブラインドテストすると面白そうだな。
24bit音源だと再生環境も限られそうだけど、はてiPodのSN比っていくつだろう?と調べてみたら、AppleからはiPodのSN比が公表されてないんだね。
色々ググってみて『第121回:ポータブルHDDオーディオの音質をチェックする~ その3:iPodとiTunesの音質を検証 ~』[藤本健のDigital Audio Laboratory]というのを発見。第三世代iPodを実測したところ-84dB程度の性能だそうです。
CDの16bitでSN比-96dBだったと思うから、数値だけ見るとiPodはCDクオリティを再生できないのか。これじゃ24bitを再生しても宝の持ち腐れかも?
ちなみに我が家で使用しているAVアンプ「SU-XR57」のSN比は103dBを誇ります。普通のAVアンプだと96dB~100dBぐらいに留まっているので、頭一つ抜け出していると言って良いでしょう :-)
販売ページ:PRODUCTS | RYUICHI SAKAMOTO | commmonsmart (コモンズマート)
ニュースリリース:http://www.avex.co.jp/j_site/press/2009/090304.pdf
参考リンク:坂本龍一の新アルバムが高音質/DRMフリーで配信 -AV Watch
ケンウッドの小型デジタルアンプ「KAF-A55」
『ケンウッド、Prodinoの小型デジタルアンプを単体販売 -AV Watch』によると、デジタルアンプを採用した小型のオーディオシステム「CORE-A55」のアンプ部を、「KAF-A55」として単体売りするそうです。
この「KAF-A55」は光入力やPC接続が可能な小型デジタルアンプな上に、フルデジタルのヘッドフォンアンプ(HPA)として使える上に、SDカードやUSBメモリを使ったデジタルオーディオプレーヤー(DAP)としても使えるそうです。
なかなか多機能な割に予価で2万5千円と控えめなお値段。スピーカーとセットになった「CORE-A55」が3万弱まで落ちてきているし、少し待っていれば「KAF-A55」の価格も2万円を切ってくるかな?
そんな流れで調べていたら「nuforce Icon-1」なる小型デジタルアンプも発見。こっちもPC接続、光入力、HPAとして使えるらしい。米Amazonなら$220ぐらい。価格的には「KAF-A55」の良いライバルになりそうだね。
小型デジタルアンプ+ヘッドフォンアンプというと「Dr.DAC2」が有名だけど、知らぬ間に色々と新しい製品が出てきてるんだなぁ。PC用として使ってる鎌ベイアンプも何れは置き換えたいし、定期的にウォッチしていこうかな。
シャープから音質重視のブルーレイプレーヤーが発売
シャープから音質重視のブルーレイプレーヤー「BD-HP21」が発売されるそうですよ。発売は3月1日からで店頭予想価格は4万円前後だとか。
シャープ初のブルーレイ「プレーヤー」と言うのもポイントですが、音質重視を打ち出してきたのも興味深いね。筐体を防振とし、一部パーツにオーディオグレードを使用。そして端子を金メッキして「音質重視」の出来上がり、と言うことのようです。
実際の効果のほどはさておき、映像ではなく音質面をプッシュしてきたのは何らかの意図があるんだろうね。素直に映像重視と言っちゃうとレコーダとの差別化が難しい?映像面で新規セールスポイントが無くて音に逃げた?ぶっちゃけ映像だと他者に勝てないから音で逃げた?
熱心なシャープウォッチャーじゃないので真相は分かりかねるけど、ちょっと面白い動きだと思ったので取り上げてみました。
ペアで630万円の『TAD-R1』が試聴できる!「STUDIO HINOKI」に行ってみたい
『パイオニアの視聴スタジオ「STUDIO HINOKI」でフラグシップシステムを体験』[編集部の声 - Phile-web]で知ったんだけど、目黒にあるパイオニア本社にはハイエンドAV視聴室「STUDIO HINOKI」ってのがあるんだって。
「STUDIO HINOKI」は、もともと録音スタジオとして使っていたモノを全面改修して、一般客が利用できる視聴スタジオとして開放してくれてるんだってさ。
ここで用意されているメインスピーカー『TAD-R1』は1本315万もする代物。1本で315万だからステレオで聴くと630万円!しかも音響バッチリの試聴ルームで聴けるわけだから、TAD-R1のフルパワーを堪能できる最高の環境ってわけだよな。
こんなスゴイ試聴ルームなのに、電話で予約をすれば誰でも使えるらしいし、これはちょっとデートがてらに行ってみようかなと思った次第です。

サウンドチェック用に無音Waveファイルを作ってみた
鎌ベイアンプを1ヶ月使ってみた感想
小型のデジタルアンプ、鎌ベイアンプを外付けに変更したよ。
PCの5インチベイに内蔵させて使ってたけど、どうもノイズが乗ってしまう。パソコンの画面スクロールに合わせてノイズ音が変化するから、グラフィックカードのノイズを拾っちゃってたみたいだね。内部の配線を整理したり、ノイズファイルターを付けたりと工夫してみたけど、残念ながら解決せず。結局、この度の外付け作業を実施することと相成りました。外付けに変更したら予想通りノイズが消滅。以前にも増してクリアな音質でご満悦なのです。
「鎌ベイアンプ」で検索してくる人も多いので、1ヶ月使ってみた感想書いておくよ。
価格を考えると十分に満足できる音質です。適当な小型スピーカーを用意できるなら、ミニコンクラスの音質で聴けるようになるとお考えください。今まで使っていた1万円のアクティブスピーカーと比較して、感覚的に数倍の良い音がしています。
パソコンに内蔵させて使う場合は、ノイズの影響があるかも知れません。内蔵で試して、ダメなら外付けにする覚悟で買った方が良いと思います。
無音時のホワイトノイズは、このクラスにしては十分小さいと思います。普通の音量で使うなら、ノイズに気がつかないレベルかな。もちろん音楽再生時にも、気になるレベルのノイズは入ってきません。
Amazonで「中身が粗悪」ってレビューを見かけたけど、普通にプリント基板ですよ?初期不良にぶち当たらない限りは、品質も心配ないんじゃないかな~?
「ミニコンのスピーカーが余ってる」とか「パソコンでの音楽再生がメインだけど、そろそろ音質を何とかしたい」等という御仁にはお勧めできる一品です。スピーカーと組み合わせて予算1万円~3万円ぐらいで納得の音質を期待できますよ。

定価30万円のパワーアンプの中身は…
鎌ベイアンプが届いたよ
Amazonさんから猛烈な勢いで鎌ベイアンプが到着したので、そそくさとパソコンに取り付けて動作チェック。
さっそく音を出したらノイズ乗りまくりで初期不良かと焦ったけど、パソコン側のボリュームが小さすぎるのを、アンプで無理に増幅していたのが良くなかった。パソコン側の出力を最大に、アンプ側の出力を適正にしたら良い感じの音が出始めたよ :-)
PCパーツとしての作りも良いし、内蔵にも外付けにも出来るように工夫されていて、この値段にしてはクオリティ高め。パソコン用のアクティブスピーカーに比べれば良い音が出るし、自作派の音楽好きはチョット考えてみても良いかも知れんね。
で、使ってるスピーカーは『自作スピーカー、BS-8完成! – Hinemosu』でも書いた自作スピーカーBS-8。デザインも白で統一されて良い感じだし、大きさもピッタリ。まるでここに置くために作ったかのようでグッドフィーリングですな :-) もちろんパソコン用としては抜群の音質なので、幸せ度が大幅アップしました :-)
パソコンに内蔵可能なアンプ、鎌ベイアンプを発注した
パソコンの5インチベイに内蔵可能なアンプ、「鎌ベイアンプ」を発注したよ。これをパソコンに取り付けて、自作ミニスピーカーのBS-8を駆動しようって魂胆。
この鎌ベイアンプを手に入れるため、ヤフオクで1ヶ月にわたる戦いを続けたものの、納得の行く価格で落札できず。仕方がないのでAmazonさんで新品買いしちゃったよ。秋葉まで出向けばAmazonより安く買えるっぽいけど、交通費と手間暇を考えると馴染みのAmazonさんを使った方が幸せ度が高いんだよね。
こいつが届けばPC側の音楽再生環境も劇的に向上するはずなので、届くのが楽しみですよ :-)
SU-XR57 レビュー
SU-XR57を一週間ほど使ってみたので簡単にレビュー。
まず期待していた音質だけど、確かに音は良くなった。だけど驚くほどではないというのが正直な感想。ボーカルは澄み切ってないし、ギターも濁ってるし、なんか今ひとつ垢抜けない。
ただし、これは我が家システムでの評価なので、スピーカーがネックになっている可能性が大きい。どうもスピーカーで「詰まってる」感があるので、スピーカーを置き換えないと正しい評価が出来ないと思ってます。次のボーナスでスピーカーの買い換えをケフンケフン。
予想外に良かったのが、マルチチャンネルによるゲームのおもしろさ向上。バーチャや塊魂は微妙だったけど、3D視点のデッド・ライジングなんかは効果大!視線移動に伴って音源の位置が変わるので、大幅に臨場感がアップした。ゾンビを振り切って逃げるときに後ろで「グチャ」って音がするのがいかにもアレで楽しいね~。
デッド・ライジング以上に良かったのが「Rez HD」。最初からHDサイズのマルチチャンネル再生を念頭に作られてたとしか思えないぐらいマルチチャンネルの効果が絶大。あんまりにも効果絶大でRezが楽しくて楽しくて仕方がないので、つい正式版を買っちゃったよ :-)
不満点としてはHDMI 1.2しか対応してなかったり、最近はやりのマイクを利用した音場補正が無かったりするところ。その他調整機能もAVアンプとしては貧弱な方だと思います。
そんな感じで軽い不満があったり、音質を堪能できなくて旨みを残しちゃったりしてる状態だけど、現状でも元は取れてる感じ。これからAVアンプやステレオアンプの購入を考えるなら、ぜひ選択肢に入れて欲しい。AV機能と音質の良さを天秤に掛けて「音質」に重きを置くのなら、積極的に推奨したい一台です。
REGZA Z3500とSU-XR57をHDMIで繋いでみた
電源オフだけ連動した orz
電源オンは連動せず、入力ソース切り替えにも追従せず、音量調節も出来ませんでした。細かい便利機能は別にしても、HDMI CECの基本機能ぐらいは連動するかと思ったのにな~。とても残念だけど、1ユーザーとしては「使えなかった」で諦めるしかないよなぁ…
東芝の中の人、ぜひVIERAリンクにも対応してください!アップデート待ってます!