巻物収納型のワイヤレスイヤホン、PaMu Scrollレビュー

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クラウドファンディングのサイト「Indiegogo」で支援した巻物収納型の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)「PaMu Scroll」。昨年末に届いて1ヶ月半ほど使ってみましたのでレビューします。

今回支援したPaMu Scrollは元々OEMなどで慣らしたメーカー「Padmate」によるもの。実は以前にも同社から発売された初代PaMuを支援してまして、お値段以上な感じで気に入ってたのです。

初代PaMuは国内のクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で支援して、今回のScrollもMakuakeでの支援のお知らせで知りました。でも本家たるIndigogoで支援した方がお買い得な気配だったので、さっくりとIndigogoを利用。Early Bird枠で$49、送料の$6を加えて$55を支援。11月の初めに支援して、11月末には発送されて、12月の頭には到着。

中身はシンプルでイヤホン本体と収納ケースを兼ねた充電器。この充電器がScrollのキモで名前通りに巻物型なのよね。

この巻物の表面が柔らかい皮のような素材でクルーッと開くのです。

完全ワイヤレスイヤホンとしても地味に進化していて、BT5.0対応、本体小型軽量化、充電器はワイヤレス充電対応などが主な進化のポイント。個人的には小型軽量化して装着感が向上したのが良かったかな。

左:PaMu Scroll 右:初代PaMu

接続安定性も悪くないので普段使いとしては良い感じに使えております。

ただまぁ音質的にはSBCにしか対応しておらず、遮音性も低いので外の音が聞こえまくり。イヤホン側面のタッチで音楽の開始・終了やSiriコントロールができるようになったけど頻繁に誤タッチしちゃうし、音量調節は送信側(スマホ)を調整するしかないのも不便です。

しかも最近 SoundPEATSがAAC対応で4,000円以下のTWSを出してきた ので価格的なメリットも消失。既にクラウドファンディングが終了していることもありますし、見た目以外で本品をオススメする理由はないかなと言った感じ。

TWS界隈は進歩のスピードが早く、小型・軽量・高性能・高機能・再生時間向上と性能アップした上に低価格化が進んでいるので、モノ好きなヒト以外は様子見した方が良いかなと言うのが正直な感想。

もし買うなら安定のAirPodsか、お手頃価格のSoundPEATSが良いのではないかと思います。