夫婦間腎移植 : 術後一日目

腎移植

夫婦間腎移植における提供者(ドナー)を経験した術後1日目の記録です。

術直後の基本装備

術中から、背中に痛み止めを注入する管、胃液を吸い上げるため鼻から喉の奥に入れている管、左腹の開腹位置から浸出液などを排出するドレン、左腕に2本の点滴、そして尿管が付いている。右手の甲にも点滴用針が留置されている。

下着はT字帯と呼ばれるものを履かされている。いわゆるフンドシのことで、事前に自分で買っておき、オペ時に自分と一緒に手術室に運ばれる。いつ装備したのか記憶がないが、術後にオペ室で着けてもらえたようだ。

足には弾性ストッキングと呼ばれる、医療用の足を圧迫するストッキングを履く。T時帯は自費購入なのに、弾性ストッキングは病院から支給してもらえるのが不思議だ。

弾性ストッキングに加え、足首から膝下までに空気圧式のマッサージ器が装着される。この機械で常時マッサージすることにより、寝たきり状態で発生する血栓を予防するようだ。

術直後の基本監視事項

術直後は昼夜関係なく、30分~1時間おきに血圧、体温、血中酸素を計られる。

血圧の上が100前後しかなく、点滴をしたり、足の位置を高くすることで改善をはかる。

熱も37℃~38℃ありダルい。

寝ているときも、1時間おきぐらいに体の向きを替えられる。

術後1日目の日記

麻酔や痛みの影響で記憶がアヤフヤな上に、時間や順序なども不明瞭です。

朝。ようやく鼻の管を外してもらえた。非常に楽になった。温かいタオルで顔を拭いたら、鼻の周りが鼻くそだらけだった。

昼。補助されつつ体重測定用の椅子に移る。平常時より2kgほど重い。点滴で入れた水分が残ってむくんでいる模様。

術着から院内用の寝間着に着替える。ついでにタオルで軽く体を拭いて貰う。

着替え時にT時帯の上からパンツをはかせて貰ったら、尿管の位置が悪くなり排尿しづらくなる。看護師さんにチンポジを真上に変更してもらい、快適に排尿出来るようになった。

尿管をつけていると、いつ尿がでるかコントロールできない。体を起こされたりで力むと出るようだ。そのため、看護師さんに起こされ話をしているときにジョボジョボでることが多く、何だが気恥ずかしい。

深夜の浣腸に始まり、真っ昼間からストッキングとフンドシのコスプレ、人前でジョボジョボ排尿、看護師によるチンポジ変更など、病院生活では濃厚なプレイを堪能した。癖にならないよう気をつけねば。

補助されつつ歩いて嫁さんの個室を訪問。嫁さんは痛み止めが利かないらしく、かなりの激痛を訴える。

昼頃から飲水許可。

夜から食事も取る。五分粥などお腹に優しいもの。たいした量ではないのに、食欲がわかずに食べきれない。

夜。義母にお願いしてiPhoneを出して貰う。手術終了の旨をツイート。即座に多くのヒトから応援メッセージが届く。感激するも返信を出すほどの元気がないのが無念。

いつの間にか就寝。