登山初心者が富士登山用に準備した持ち物・装備品・服装
富士山に持っていったモノをまとめてみたよ。各種ネット上の情報を参考に、カバンに入るだけもっていきました。下のほうで持っていったほうが良かった物もまとめておくよ。
Hinemosu
行きすぎた最先端を目指す hide10 の個人ブログ
富士山に持っていったモノをまとめてみたよ。各種ネット上の情報を参考に、カバンに入るだけもっていきました。下のほうで持っていったほうが良かった物もまとめておくよ。
お義兄さん(ガチ山男)の登山グループに混ぜてもらって、富士山に登ってきたよ。以下、延々と登頂記が続くので読みたくないヤツは帰れ。
自宅出発は朝6時。義兄の車に同乗させてもらい、一路5合目へ。道中問題なく到着するかと思いきや、「静岡県/富士山スカイラインマイカー規制のお知らせ」に引っかかり、2合目でバスに乗り換えさせられる羽目に。とは言えマイカーで5合目を目指しても渋滞に巻き込まれたろうし、逆に規制のお陰で素早く5合目に着けたのかも?
バスは40分ほどで五合目の川口湖口(2305m)に到着。トイレ休憩を済ませ、軽くストレッチしてから登頂開始。出発時刻は8時半ぐらい。天候は曇りで今にも雨が降りそうな感じ。霧も掛かっていて上も下も見渡せず、景観を楽しむには向かない天候だ。
今回の登山の一番の問題は、この時点で宿が確保できていなかったこと。お目当ての宿は8.5合目にある「御来光館」らしいが、混雑で予約が取れなかったそうだ。キャンセルを期待してダメ元で行ってみるそうだが、最悪シュラフで野宿なんて話も出て不安になる。ちなみにおいらはシュラフを持ってきていない…
登り始めると、下山してくる人間が多くて驚く。ちょうど下山のピークに当たったらしく、町田駅前商店街より多いかもってぐらいの大人数。さすが富士山、大観光地なんだな~と思いつつ、その下山組が一様に疲労困憊、心身諤々の様相を呈していて不安な気持ちになる。
お前ら御来光を見てきて良い気分じゃないの?何でそんなにダークなオーラ放っちゃってるの?
9時半ぐらいに六合目(2400m)を通過。至極順調で「このペースならあと2時間で登り切るな」などと、素人風味満載な妄想でニヤニヤする。
あとで地図を見て分かったけど、河口湖口から6合目までの行程は、「登った」と言うより吉田口に合流するだけなんだね。これなら楽だし、あっという間に辿りつくわ。
10時半ぐらいに七合目の花小屋(2700m)を通過。ここからは山小屋が建ち並び、2700メートルを超える山中とは思えない不思議な光景が続く。
若干天候が回復したお陰で八合目辺りまで見通せるようになったこともあり、特に心に残りました。休憩ポイントが多いのは楽だけど「山登り」って感じじゃないね~。
途中で昼食を取りつつ、順調に登山を継続。ここいら辺りから岩登りのシーンが出てきたけど、階段かと見まごうぐらいに足かけポイントがあるので楽々登れる。ものすごい数の人間が通ってるから、自然と岩場にまで道が出来ちゃうんだね。
12時半ぐらい、八合目の白雲荘(3200m)を通過。ここで同行女性が体調不良を訴える。リーダー役の義兄と共に休憩を取ってもらい、残りのメンバーで本日の寝床を確保するため先行することに。
ここいら辺りから足が重く感じられ、すぐに息が切れるようになる。今まで以上に歩幅を縮め、一歩一歩確実に前進。
13時半時ぐらい、本八合目の富士山ホテル(3400m)で、何気なく「宿が取れてないんですよ」と話したら、5人ぐらいなら受け入れるよと誘われる。急いで義兄に電話連絡を試みるも、電波状態が悪くまともに会話できない。
判断役の義兄とは連絡が取れないが、寝床の目処が立っていない今は宿の確保が先決か…非常に悩ましいところだったが、他メンバーと相談の上、当初の予定通り御来光館を目指すことに。ここで電波の悪さを嫌って電源を落としたのが失敗だった。
14時ぐらい、なんとか八合五勺、3450メートル地点の「御来光館」に辿りつき、空きがないか問い合わせるも「ありません」と無碍な返事を返される。仕方なく大急ぎで冨士山ホテルに引き返し、泊めてくださいとお願いするも、もう泊まれないよと突き放される…これは本当にシュラフで寝泊まり?
宿が確保できずに絶望しかけていたところで、追いかけてきた義兄と合流。状況を説明しようとすると、なんと御来光館を確保できたとのこと。
休憩中に携帯を活用して山小屋に電話を掛けまくり、なんとかキャンセル枠を確保できたそうだ。その後、すぐにオイラの携帯を呼び出したらしいんだが、アホなことに電源を切っていたので通話できず…お陰で無駄に上り下りして体力を消耗しちゃったよ…
とは言えようやく宿が確保できたし、体調不良を訴えた女性も調子が戻ったようなので、再度フルメンバーで御来光館へ。15時過ぎに無事にチェックインすることが出来ました。
囲炉裏で暖まったあと、17時前に早めの夕食。持参した食事もあったけど、折角なのでラーメン(700円)を頂きました。暖かいものが食べたいだけで、味は期待してなかったけど、このラーメンが人生最強にうまかった!
「体が冷えてるし、腹もペコペコだから、なに食べてもおいしいんだろ?」って冷静な突っ込みは出来るけどさ。3450mの高地で生ラーメンを出す山小屋の心意気がすげぇと思うんだよ、オイラは。
他にも色々と「心意気」を感じる場面が多かったし、義兄がこの宿を選んだ理由が良く分かったよ。
その後は別の登山客と交流したりして時間を潰しつつ、20時前後に就寝。しかし服が濡れているせいか寒くて寝られない。
これじゃダメだと起きだしてココアを飲んでたら、義兄が心配して様子を見に来てくれた。濡れた服で過ごしちゃダメだよと軽く怒られつつ、フリースやら薄手のジャケットやら色々と貸していただいて何とか温もりを確保できたよ。本当にお世話になりっぱなしで恐縮です。
2日目に続きます。
来週の富士山を前に、高尾山で練習してきたよ。先月は道を間違えたけど、今回はバッチリ6号路で登り切った!
自宅を7時半に出て、9時前には高尾山口到着。意気揚々と登ろうとするモノの、なぜか予報にはない雨が降っている…良純のヤロウ、俺をだましやがったな!と憤るも、めげることなくカッパ装備で登山開始。
雨と言っても霧雨なので、登山への影響は少なめ。おまけに太陽が出ていないので、涼しく歩けるのは好感触。あまり汗もかかないし、前回の登山でペースも分かってるし、ほとんどノンストップで頂上まで。
山頂到着は10時過ぎ。1時間ちょっとで登りきったので、まぁ良いペースかな。雨が降り続いてるので座って休む気にもなれず、トイレやら人間観察やら小休止しただけで下山開始。
帰りは前回と同じく1号路。本当は3号路を経由するつもりだったけど、雨中の散策は気乗りしなかったので、1号路オンリーに変更しました。ここも勝手知ったる道なので、スタスタ進んで11時半には麓に到着。2時間半で行って帰ってくるとは、我ながらペースアップしたもんだ。
駅前ベンチに腰掛けて、愛妻オニギリで体力を回復。適度に休憩して12時には家路に付きました。
以下は雑多な感想。6号路は沢沿いを歩くので景観が良いし、斜度も適当なのでお勧めできるね。ラスト付近の階段が心臓破りだけど、他は軽い運動気分で行けそうです。
雨の影響でGPS-CS1Kの運用を断念したため、登山ログを取れなかったのが残念。それと雨の時はザックカバーも必須だね。これは実地で良い経験をしたわ。
そんな感じで、来週の富士登山も頑張りますよ!
参考リンク:高尾山登山コース/6号路 びわ滝コース
来月の富士山登山を前に、高尾山で練習してきたよ。画像はGPS-CS1Kで採取した歩行ログ。分かりにくいけど、画像の水色線で下側にあるのが上りに使った道、上側にある水色線が下りに使った道です。はじめてACC-GPSの腕巻きアタッチメントが役に立ったよ。
おいらは登山初心者なので、事前の情報収集はシッカリと。公式ページの「高尾山登山ガイド」やら、Googleで「高尾山 初心者」を検索した結果が役に立ちました。
当日は暑くなる前、混雑する前と言うことで、8時自宅出発の9時半現地到着。この時間でも十分に人がいたので、流れに乗って迷うことなく登山口へ。地図を頼りに初心者向けらしい6号路を探し、ケーブルカー左脇から登頂開始。
第1チェックポイントとも言える琵琶滝まで20分ぐらいで到着。初心者らしいノンビリ進行で、体力的にはまだまだ余裕。休憩を兼ねて滝を見学したんだけど、実はここで道を間違えてしまった…
6号路は滝から戻らないと行けないのに、滝の事務所(?)の脇にある小道を進んでしまった。しばらく道を進んでから、上からも下からも人が来なくておかしいと思い始めたけど、戻るのも面倒なのでそのまま進軍。この横道は階段状の登りがキツいし、気温も上がってきて汗だくになる。
30分ほど山道を上ると、突然開けた場所に出る。もう山頂かと勘違いしたが、霞台なる高台で山頂までは半分程度の場所。地図を見て道を間違えていたことを確認しつつ、登山計画を考えなおして1号路で山頂を目指すことに。
1号路は普通のスニーカーで歩けるようなハイキングコース。舗装された緩やかな坂ばかりで、これじゃ登山の練習にならないな…軽装なハイカー達に紛れて舗装路を歩き、40分ほどで頂上広場に到着。途中の階段で息が切れたぐらいで、他は良いペースで進めました。
広場の木陰に陣取り、電波バリ三の携帯でお嫁さんとメールしつつ、コンビニで買っておいたお握りをパクついて休憩。
でもすぐに周りが混雑しはじめたので、お腹が落ち着く前に下山開始。帰りは1号路がお勧めらしいけど、そこは既に来た道なので、計画を変更して4号路で下山してみました。
下りは大体の距離を把握したので気持ちに余裕があるし、時間的もまだ昼過ぎだしでノンビリ散歩気分。森林浴を楽しみつつ、鳥のさえずりに耳を澄ませると癒され気分120%。
吊り橋を渡ったり、リスを見かけたりと登山っぽいイベントをこなしつつ、30分ぐらいで1号路に合流しました。この下りの4号路は良い感じだったな~。
その後は1号路で下山して40分ほどで麓に到着。1号路も麓からケーブルカーまでは結構な急坂なんだな~。途中でガチのハイキング気分で来てるカップルと何組もすれ違ったけど、あんな急坂を上るとは夢にも思ってないんだろうな。
お散歩気分で楽しみたいなら、ケーブルカーを使って途中まで楽をして、そこから1号路なり3,4号路を歩いた方が良いと思うよ。
以降は雑多な感想。
登りは9時半出発で11時半前に付いたから、2時間弱。帰りは12時過ぎに出て13時半には付いたから90分ぐらいか。帰りに4号から1号に移ったけど、4号から2号を通ったほうが良かったな。
歩行距離を把握するために万歩計を持って行けば良かった。ペースが分からなくて、あまり写真を撮れなかったのが残念だ。
今回のために買った帽子が蒸れて仕方がなかったので、もっとメッシュを多用した通気性の良い帽子を探した方が良いかも。
登山靴は高尾山だけなら必要ないな。富士山までに杖みたいなのを用意した方が良いかな?富士山には酸素も持って行った方が良いだろうな。
来月も富士山直前高尾山登山を決行予定なので、今度は間違えずに6号路で登り切りたいな。
近所の靴屋でトレッキングシューズを買ってきたよ。安いのから高いのまで履き比べて、一番よさげな「ハイドロテック 6360」をチョイス。
この分野はど素人なので機能性云々は違いが分からないけど、3千円台のトレッキングシューズと比べてみたら、内装も外装も違いが顕著。安い靴は安いなりの理由があるようで、これは高いのを買わざるを得ないなぁと。安物を買って途中でヘタこくのもイヤだからねぇ。
そんな感じで、天気が良かったら来週にでも練習登山に行ってくるよ!場所は高尾山を予定しております。富士山目指して頑張るぞー。
参考リンク:HYDRO-TECH