ついに「手間いらず」を実現したルンバi7+をレビューします

i7+,モニター・サンプリング,ルンバ

アイロボット ファンプログラムの企画で、自動床拭きロボット「ブラーバm6」のモニターをしています。

当初はブラーバ単体をモニターする予定でしたが、自動掃除ロボット「ルンバ」との連携機能を試すため、最新のルンバである「ルンバi7+」もお借りすることが出来ました。

そんなワケでブラーバのモニター企画ではあるんですが、 「ルンバi7+」 のスゴさと便利さについても紹介しようと思います。

手間いらずになったルンバi7+

ルンバi7+の一番の特徴は、ルンバが集めたゴミを吸い取る「クリーンベース」の存在だと思います。上の写真でルンバ上部にある大きく四角い黒い箱がクリーンベースです。

実際にルンバを使ったことがある人ならご存じかと思いますが、これまでのルンバは床の掃除はするけれど、ルンバが集めたゴミは人間が小まめに捨てる必要がありました。

自動で掃除をしてくれるロボットなのに、最後のゴミ捨ては人間なんだな…と微妙な気持ちになるのは自分だけでは無いと思います。

そんな過去のルンバシリーズの弱点を克服してきたのが、今回ご紹介いたしますルンバi7+。

ルンバの自動掃除が終了するとクリーンベースに戻り、クリーンベースの吸引機能によりルンバからクリーンベースへゴミが移動。

ルンバi7+ クリーンベースによるゴミ吸引の様子 – YouTube
(動画ではテスト用に手動でクリーンベースを動かしています。 )

クリーンベースは大型のゴミパックを備えており、 ルンバのダスト容器30杯分ものゴミを収納できるようになっています。

このため少なくても掃除30回分は手動でのゴミ捨てが不要になりますし、実際は1回の掃除でルンバのダスト容器が満杯になるケースは少ないため、ゴミ捨て頻度は数ヶ月に1度になる計算です。

実際にわが家では1日置きに2ヶ月ほど使っていますが、いまだゴミパックは満タンになりません。

ゴミパックの交換も実に簡単で、クリーンベース上部の蓋を開けて中のゴミパックを引き出し、代わりのあたらしいゴミパックを差し入れるだけです。

しかもこのゴミパックが良く出来ていて、引き出し用の持ち手を持つとカバー部がスライドし、ゴミ吸引口が閉じるような仕組みになっています。これにより手を汚すこともないですし、吸い取ったゴミが外に漏れ出すこともないんですね。

ルンバやブラーバを開発しているiRobot社の、こういう「仕組みで解決する」 姿勢、個人的に大好きです。

おわりに

ルンバi7+をお借りしてから2ヶ月。スケジュール機能で自動で掃除を始め、自動で各部屋を回って掃除をして、自動でゴミ捨て(クリーンベースへの移動)までしてくれるので、何もしなくても部屋がキレイに保てています。

あまりにも生活に溶け込みすぎていて「本当に掃除してるのかな?」と不安になり、疑いの目でクリーンベースを確認するとゴミが貯まってる。当たり前のことなんですがサボらず真面目に掃除してくれているようです。

段差や不慮の事態で止まる事も減った印象で、ルンバが助けを求めて来たのはこの2ヶ月で片手で数えるほど。ブラーバとの連携も非常に便利ですし、モニター期間が終わっても返したくないと強く思います。

段差が少ない最近の住宅にお住まいで、ルンバを買うお金の都合が付くようなら、強く強くオススメする逸品です!

ロボット掃除機 ルンバi7+ | アイロボット公式オンラインストア