Google+が終わった

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Googleが作ったSNS「Google+」 (G+) が終わった。

あのGoogleが作ったSNSであり、「サークル」と言う概念を生み出し、チャットツール「ハングアウト」と高度に連携する。日本ではAKB48と提携したこともあり開始当初は勢いのあるSNSだった。

だがGoogleは「コミュニティ」というものに理解がなかった。実名強制など途中からルールを変えたり、他サービスと強制的に連携させたり、利用者がいるサービスを止めたり復活させたりと、G+を辞めたくなる理由が満載のSNSだった。

2015年からは連携していたフォトやハングアウトの分離、GoogleサービスとしてのG+の強制化撤廃など方針を変えたようだが、去っていったユーザーを引き戻すような施策はついに行われなかった。

自分はIngress用としてG+を使っていたが、Ingressのユーザー以外でG+ユーザーを見つけるのは困難なほどにがらんどうな状態が数年続いており、寂れる一方なのを眺めるばかりであった。

最後にはセキュリティの問題を起こし、「これ以上、こんなのに手を掛けるのが面倒だから締める」と言うGoogleらしい理由で閉鎖が決まった。Googleは最初から最後まで「コミュニティ」を理解しないままだった。

個人的にはFacebookやTwitterで事足りているので、Google+閉鎖で困ることはない。

でも最後にアプリをアンインストールするときは、ちょっとだけさみしさを感じたのも事実。これまでどうもありがとう。