映画「SR サイタマノラッパー」感想

映画

SR サイタマノラッパー [DVD]

埼玉・深谷を舞台にした青春ヒップホップ映画『SR サイタマノラッパー』 を見たよ。

あらすじ。「ライブは西海岸スタイル?それとも東海岸スタイル?」「サイタマ、海ないっすよ」

感想。ほほう、とは思ったけど面白くはないなー。

ストーリーとしては「痛いヒップホップ」から「自分の言葉でヒップホップ」に変わってく様を、ちょっと悲し目に語りたかったんだと思う。

特に会議室や最後のシーンは、「イタイ雰囲気」を存分に楽しめた。他にも随所で「アイタタタタ」と思わせるシーンがあり、それぞれにリアルが伴っているのは好感触。

だけど、映画としての完成度が低いように思う。無駄な長回し、テンポの悪いストーリー、足りないセリフ、足りないシチュエーション。改善すべき点はいくらでもある。

「日本語ラップ」に思い入れがあるなら楽しめそうだけど、そうじゃないなら余り期待せずにどうぞ。

100点満点で60点。映画が好きなら見といても良いかもなー。

YouTube – SR サイタマノラッパー<特報>