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小説「壬生義士伝」レビュー

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

浅田次郎さんの小説「壬生義士伝」を読んだよ。

あらすじ。新撰組で「人斬り貫一」と恐れられながら、守銭奴と蔑まれる吉村貫一郎。だが、そんな彼は家族思いで優しさに溢れた「最後のサムライ」だったのです…

感想。全俺が泣いた。映画の壬生義士伝も見てるのに、ボロボロと泣かされました。

映画も素晴らしかったけど、原作を読んで改めて良い話しだと思ったよ。特に映画ではカットされているラスト数章が泣けるんだよねぇ。

映画「壬生義士伝」を見て泣けたヒトには、ぜひ原作小説も読んで頂きたいと思います。

そんなワケで、映画版に続いて強くオススメ。男性諸氏は泣けること請け合いですよ!

小説「告白」レビュー

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

湊かなえさんの小説「告白」を読んだよ。

あらすじ。それぞれの、それぞれによる、独白としての「告白」。

感想。映画版を見た後だとイマイチ。でもそれは、小説が詰まらないと言うことではなく、映画版が素晴らしいんだと思う。

ウィキペディアによると、この小説は『2008年度の週刊文春ミステリーベスト10で第1位に、このミステリーがすごい!で第4位にランクイン、2009年に本屋大賞を受賞』しているとのこと。つまりは「本が好きな人たち」から、高い評価を受けていると言うことです。

でも。それは「本」という形態においての評価であって、映画版と小説版の「告白」を比べると、映画版の方が「おもしろい」と言うのが俺の感想。

なぜならば、小説版には存在しない「空気」が、映画版にはあるから。

そもそも俺が映画が好きなのは、文字では表せない「空気間」が好きだからなのね。で、映画版の「告白」は上手に「空気」を表現していて、この監督はマジパネェなぁと強く感じたのです。

もちろん小説にも、「空気の元」はあるハズなのよ。でも、俺のような凡人には「空気の元」を「空気」として補完して読むのは大変に難しい作業で、ぶっちゃけソレは無理に等しいのよね。

でも監督は、小説に含まれている「空気の元」を「空気」にしてくれた。しかも根底のストーリーも過不足なく詰め込まれているので、映画版は「小説+空気」の出来映えになっている。

結局、映画版は小説版より面白くなっている、と俺は思うわけです。

なので、俺のような凡人の皆さまには、まず小説を読んでもらって、その後に映画を見て欲しいなーと思います。オススメ!

キモチの防災マニュアル『地震イツモノート』を読んだ感想

地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

阪神・淡路大震災に被災した167人の体験や考えを一冊にまとめた『地震イツモノート』を読んだよ。

この本は副題にある通り「キモチの防災マニュアル」です。良くある防災本ではなく、実際に被災された方々の「キモチ」が綴られているので、読んでいてグッと来ます。

大地震が起こった瞬間ってさ。 「ジェット機が落ちたかと思った。」とか「戦争が起こったのかと思った」って感じたんだって。正直ちょっと「分らない」んだけど、「分らない」ってコトを知っておくのは重要だよね。

その他にも実際に体験しないと分らないことばかり書かれていて、感心すると共に心がキュッと引き締まる一冊です。だけどイラストはちょっと抜けた可愛らしいモノで、単純に悲しい本になってないのが面白いね。

この本が防災に直結するとは思わないけど、読めば防災の意識は変わると思います。防災に興味があるなら読んでみると良いかもね。

デール カーネギーの「道は開ける」読了後の感想

道は開ける 新装版

デール・カーネギーの自己啓発本「道は開ける」を読んだよ。

主に悩みへの対処法について書かれた本。悪くはないけど、今さら俺が読む本じゃないな。

特にこの本の場合、聖書を読み砕いてくれてるだけの気がする。コレならみんな原著である聖書を読めば良いんじゃねぇの?なんて思っちゃうよ。

とは言え、非常に良くまとまった指南書であるとは思うので、一度は読んでおくと良いんじゃないでしょうか。

参考までに書き添えておくと、おいらが買ったのは「ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)」です。『道は開ける』に加え、『人を動かす』『カーネギー名言集』もセットになっている上に文庫サイズで読みやすいので、自腹で買うなら3冊セットがオススメですよ。

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