ヘパリン問題 FDAが中国企業に警告書「深刻な違反」

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ヘパリンは血液が固まらないようにする抗凝固薬で、人工透析中の凝固防止などで使われているものです。そのヘパリンですが、米国で透析中に投与されて死んじゃう人が続出。調べてみたら中国企業に行き当たったらしい。

不純物が混入した米バクスター社の血液抗凝固剤ヘパリンによって米国で死者が相次いでいる問題で、米食品医薬品局(FDA)は21日、このヘパリン製剤の原薬を輸出していた中国企業に警告書を出した。原薬の製造工程で「深刻な違反」があったという。死者も81人に増えた。

人間を81人も死に追いやってるんだから、さすがにこれは大問題じゃね?毒入りペットフードも辿っていったら中国だったし、中国企業の最底辺のレベルが低すぎる。いわゆるピラミッド構造の底辺部分が巨大に広がりすぎていて、監視の目が行き届かないんだろうな。

日本でも公害や薬害で問題が多発していた時代もあったし、急激な成長過程にある国家が必ず通り過ぎる問題なのかも知れないな。米国や日本のように「その時期」を過ぎるまで、中国製品には気を使った方が無難なのかもしれません。

ソース:ヘパリン問題 FDAが中国企業に警告書「深刻な違反」 [asahi.com]