サイレントヒル2の世界設定を読み解く

PS2

サイレントヒル2 最期の詩 コナミ殿堂セレクション

なんかコメントで続けるのも何なので、こっちで続けます(笑)多分にネタバレを含みますので、見たくない人はお帰りください。

結論としては、現実の世界だけど自分の中の想いと攪拌されているような世界だったのではないでしょうか?

ゲーム中にも出てきましたが、サイレントヒルというのは特別な場所で、神と交信するような人々もいたそうですから、あの場所に行くことで、自分の中の想いが現実として現れ、また死したはずのマリアの思いも実体となって表れて来たのではないかと思います。

最後付近で出てきた、燃えさかる階段はアンジェラの心の世界。ホテルで徐々にホテルが腐敗していくのは、過去の記憶の中のホテルから現実のホテルへと戻っていく描写だったのではないかと考えています。

町中の怪物たちは、彼自身の罪の意識から生まれた幻想。しかし、実体を持つ幻想なのでダメージを受けたり戦ったり出来るのではないでしょうか?

この考えなら、他のキャラクタ(特にローラ)が自由に町中を歩き回っていたのも納得できます。