「シュレディンガーの猫」の説明

シュレディンガーの哲学する猫

一匹の猫が鉄の箱に入れてあって、これに次のようなしかけがしてある。

まずガイガー計数管があって、その中にきわめて少量の放射性物質がはいっている。これは、一時間のうちに一個の原子が崩壊する確率が1/2であるというほどに微量であるとする。もし一個の原子が崩壊して放射線をだすと、計数管がはたらき、それと連動して青酸カリのいれものが割れ猫が死ぬようになっている。

いまこの装置を一時間放置したとする。そのあいだに原子が崩壊する確率としない確率は等しく、一個でも原子が崩壊すれば猫は毒殺される。したがって、一時間後この系は猫が生きている状態と猫が死んでいる状態とを同じ割合で含むものとなる。

閑話休題。クラインの壺を文章だけで理解させることは可能なのかなぁ?どこかに上手い説明があったら教えてください。