【書評】便利だが怖ろしい会社「Amazon」を知る一冊、『ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者』

ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者

Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス。彼はどの様にしてAmazonを作り上げたのか?この本を読めば、その秘密がすこし分かるかも知れません。

書籍紹介文

インターネットに大きく賭け、買い物や読書の習慣を大きく変えてしまったアマゾン創業者、ジェフ・ベゾス。
本書は、その奇才の生い立ちから現在までを詳細に追った物語である。
引用元:http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P49810.html

目次

  • 第1章 アマゾンは金融工学の会社から生まれた
  • 第2章 冷たい目を持つ聡明な男
  • 第3章 ベゾスの白昼夢と社内の混乱
  • 第4章 宿敵アナリストに打ち勝つ
  • 第5章 ロケット少年
  • 第6章 混乱続きの物流システム
  • 第7章 テクノロジー企業であって小売企業ではない
  • 第8章 キンドル誕生
  • 第9章 グーグル、アップルと並ぶ会社になる
  • 第10章 ご都合主義
  • 第11章 疑問符の王国

本文ハイライト

「我々は正真正銘、顧客第一ですし、正真正銘、長期的です。また、正真正銘、創意工夫を重視しています。」

「関係者の調整は時間の無駄である。問題解決に一番適しているのは問題に直面している人々だ」

「アマゾンの文化は独特だ。会議で、パワーポイントやスライドによるプレゼンテーションは行われない。そのかわり、6ページの意見書で要点を説明する。クリティカルシンキングを育むには散文形式のほうがいいとベゾスが信じているからだ。」

「言いたいことはわかるが、それは大まちがいだ。コミュニケーションは機能不全の印なんだ。緊密で有機的につながる仕事ができていないから、関係者のコミュニケーションが必要になる。部署間のコミュニケーションを増やす方法ではなく、減らす方法を探すべきだ」

「我々に大きな強みはない。だから、小さな強みを編んでロープにしなければならない」

書評

本書の副題にもあるが、ジェフ・ベゾスには奇才という言葉がピッタリのようだ。

顧客に安くて良いものを届けようと言う目的は素晴らしい。だがそのために、社員をこき使い、ライバル会社を蹴散らし、関係会社を欺きさえする。普段は消費者として便利にAmazonを利用しているが、仕事でこの会社に係わるとロクなコトにならないだろうな…と恐怖すら覚えた。

形態としてはビジネス書なのだろうが、自分のビジネスの参考にするのは難しいかも知れない。Amazonという会社に興味があり、成長の理由を知りたいならば読む価値があるだろう。

「特別編」という名目で、本書の読みどころ、見どころを紹介したゼロ円のKindle版もあるようだ。気になるなら先にこちらを読むのも手だろう。

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