aptX/AACにも対応!ノイズキャンセル付きな多機能BTイヤフォン「MDR-EX31BN」レビュー

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ソニー製のワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「MDR-EX31BN」を買いました。2014年2月10日にヨドバシカメラ町田店で購入、価格は 8,010 円でした。

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このイヤフォンは…

  • Bluetooth(BT)による無線接続が可能
  • 高音質コーデック「aptX/AAC」に対応
  • 周囲からのノイズを98%もカットする「デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載
  • 8台までのマルチペアリングに対応
  • エコーキャンセル・ノイズサプレッションに対応した音声通話が可能
  • 通話と音楽再生を別の機器に割り当てるマルチポイントに対応
  • NFCを使ってAndroid端末と簡単接続
  • ノイズキャンセル(NC)有効でも最大9時間の音楽再生が可能
  • 充電用端子は汎用のマイクロUSB

と、商品の特徴を並べただけで読む方も書く方も疲れちゃいそうなぐらい多機能なんです。

しかもノイズキャンセル機能が不要ならイヤフォン交換も出来ちゃったりして、「ぼくの考えた最強のBTレシーバ」的な雰囲気まで醸し出す始末。

そんな感じのイケてるイヤフォン「MDR-EX31BN」の特徴を、もう少し詳しく説明してみますね。

Bluetoothによる無線接続が可能

Bluetooth(ブルートゥース) Ver.3.0に対応。

iPhone/Androidなどのスマートフォンや、iPod/ウォークマンと言った音楽プレイヤーなど、Bluetooth対応機器と無線で接続することで音楽のワイヤレス再生やハンズフリー通話が可能になります。

高音質コーデック「aptX/AAC」に対応

一般的な音楽再生コーデック「SBC」に加え、iPhoneとの接続時に高音質な音楽再生が可能になる「AACコーデック」と、Androidとの接続時に高音質な音楽再生が可能になる「aptXコーデック」に対応。

これによりBluetoothによる無線接続とは思えない、ワンランク上の音楽再生が可能になっています。

周囲からのノイズを98%もカットする「デジタルノイズキャンセリング機能」

付属イヤフォンに内蔵されたマイクで周囲の騒音を測定し、その騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を発生させて騒音を打ち消す「デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載。

加えて、ボタンひとつで最適なキャンセリングモードを自動で選択する「AIノイズキャンセリング機能」も付いていて、「一般的な騒音」、「バス・電車の中」、「OA機器やエアコン」など、環境に応じたキャンセリングモードを適用することで効果的にノイズをキャンセルすることが可能です。

自分は地下鉄や電車、バスなどでノイズキャンセリング機能を試してみましたが、本機のノイズキャンセル機能は非常に高性能だと感じました。この間、地下鉄で座ってた時なんて、電車に乗ってることを忘れちゃうぐらいだったよ。

マルチペアリング、マルチポイントに対応

8台までの機器を登録できるマルチペアリングに対応。

加えて音楽再生機と通話機を、それぞれ1台ずつ同時接続できるマルチポイントにも対応しているので、ウォークマンで音楽を聴きながらスマートフォンで着信なんてコトもできちゃいます。

BTイヤフォンの中には、HFP/HSPプロファイルに非対応で通話に使えないのもあるんだけど、スマホとBT接続するなら本機のような通話対応機を使った方がシアワセ度が高くなると思います。

ノイズキャンセル有効でも最大9時間の音楽再生が可能

ノイズキャンセリング機能がオンなら9時間、オフなら10.5時間の音楽再生が可能。

正確に計ってはいませんが、実際に使ってる感覚でも10時間ぐらい使えてる印象で、電池の持ちは良い方だと思います。

ここら辺、他機種を知らないとメリットが伝わりにくいんですが、世の中には2~3時間しか電池が持たないBTレシーバもあったりするんですよ…

充電用端子がマイクロUSB

充電用端子がマイクロUSBなのも地味にアピールしたいポイント。

世の中には専用の充電器を必要とするBTレシーバもあったりするんですが、そうすると充電できる場所が限られて不便だったりするんですよね。

その点、本機は汎用のマイクロUSB端子を採用。マイクロUSBは100円ショップでもケーブルが売ってるぐらいメジャーな規格なので、どこでも充電できる自由さが手に入ります。

ステレオミニジャック搭載

レシーバーにステレオミニジャックを搭載しているので、お気に入りのイヤフォンを接続して使うことも出来ます。

付属イヤフォンは、いわゆるヒトツの「ドンシャリ」で、人によっては好みが合わないかも知れません。そんな時、自分好みのイヤフォンに交換する事で音質や見た目をチェンジできるんですよ。

ただしイヤフォンを交換すると、ノイズキャンセリング機能は使えませんのでご注意あれ。

MDR-EX31BNのイマイチなところ

ここまでMDR-EX31BNの良い所を紹介してきましたが、本機もすべてが完璧な製品ではありません。

個人的に気になるのは、再生・停止ボタンが軽く触っただけで反応してしまうコト。手のひらなどでスッと触れただけでも反応してしまうので、予想外の時に一時停止になったりします。

防水・防滴ではないのも残念ですね。雨や汗に対応していないので、ジョギング時などスポーツイヤフォンとして使うには注意が必要だと思います。

大きさと重さも、もう一頑張り欲しいトコロ。世の中にはもっと小さく、もっと軽いBTレシーバもありますので、最小・最軽量を求めるヒトには向かないでしょう。

おわりに

MDR-EX31BNは、現時点で最も多機能なBTイヤフォン、かつ最強のBTレシーバーと言っても過言ではないでしょう。

防水・防滴に対応していないのが残念ですが、それ以外は「全部入り」と言って良いほどの多機能ぶり。

いま無線イヤフォンを買うならば、本機を買うのが最も確実な選択だと思います。オススメ!

MDR-EX31BN | ヘッドホン | ソニー [公式サイト]
ソニー、NC対応のBluetoothカナル「MDR-EX31BN」 – AV Watch [参考リンク]