CD「Standard Time」(Wynton Marsalis)の感想

CD,Jazz

Standard Time

天才トランペット奏者ウイントン・マルサリス(Wynton Marsalis)が、定番ジャズナンバーを演奏したアルバム『Standard Time』を聴いたよ。

これは良いアルバムですね!

スタンダード集だから馴染みやすいのもポイントだけど、なによりマルサリスの演奏が上手いわー。

緩急付いてるというか、キレがあるというか、持てるテクニックを最大限に生かす方法を知っているというか。

マルサリスのアルバムなのに、トランペットが最前面に立ってないのも良いね。ヘタするとピアノトリオかと勘違いしそうなぐらい。必要最低限だけど、最大限に印象的なトランペットの入り方だと思います。ブラボー!

中でも"Caravan", “Soon All Will Know", “Autumn Leaves"がお気に入り。動画をペタペタ貼っとくので、興味があったら試聴してみてください。

色々調べていて知ったけど、iPodのCMに"Sparks"って曲が使われたこともあるんだね。CMもカッコいいわー。

CD「Standard Time」の収録曲一覧

  1. Caravan(100)
  2. April In Paris(80)
  3. Cherokee(80)
  4. Goodbye(80)
  5. New Orleans(80)
  6. Soon All Will Know(100)
  7. Foggy Day(60)
  8. The Song Is You(100)
  9. Memories Of You(60)
  10. In The Afterglow(60)
  11. Autumn Leaves(100)
  12. Cherokee(80)

括弧内は100点満点による採点です。

メンバー

  1. Wynton Marsalis(ウイントン・マルサリス) – trumpet
  2. Marcus Roberts(マーカス・ロバーツ) – piano
  3. Robert Hurst (ロバート・ハースト) – bass
  4. Jeff Watts (ジェフ ワッツ) – drums

1986年5月29,30日と9月24,25日、ニューヨークのRCA Studio Aで録音されたそうです。