4. 映像信号
目次
テレビカメラで撮像した画像を、映像信号に変換する原理を説明します。
テレビカメラで撮像された映像はダイクロイックミラーと呼ばれる一種の光学的フィルターを通して、光の三原色である赤、緑、青に分解され、それぞれR,G,Bの3つの電気信号に変換されます。
3つの電気信号を、そのまま伝送しようとすると効率が悪いため輝度信号と色差信号に変換し、輝度信号に色差信号を多重します。最後に同期信号を付加してAM変調を行った後、電波に乗せて送信します。
4章では、映像信号に関して詳しく説明していきます。