25万円のコンパクトカメラ、ソニー「DSC-RX1」

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ソニーから35mm判フルサイズセンサーを搭載したコンパクトサイズのデジタルカメラ「DSC-RX1」が発表されました。

このカメラ、なんとビックリお値段25万円なり!

「DSC-RX1」の最も大きな特徴は「35mm判フルサイズセンサー搭載」にあります。

「35mm判フルサイズセンサー搭載」のナニがスゴいかって言うと、ビックリするほど大きいんです。

ザックリした話になりますが、デジカメは「センサーが大きいと高性能」、「センサーが大きいほどカッコ良い写真が撮れる」と言うことになってます。

でも大きいセンサーを積むにはカメラ本体も大きくする必要があるし、カメラ性能に見合った良いレンズも大きくなりがち…

と言うわけで、大きなセンサーを積んだカメラは「デカくて重い」のが一般的です。

ところが。

今回発売された「DSC-RX1」は、横幅11.3cm、高さが6.54cm、重さはコミコミで482gで、「小さくて軽い」コンパクトデジタルカメラです。

なのに「35mm判相当」と言うビックリするほど大きいセンサーが使われているんですね。

しかもレンズはF2のカールツァイス「ゾナーT*」、絞りも9枚羽根で美しい円形ボケが期待できる!

と言うことで、本体のコンパクトさを超えた「良いカメラ」なのは間違いないです。

間違いないんですが。

市場推定価格は25万円。

性能的には「良いカメラ」ですが、価格的に諦めざるを得ないようです…