マトリックスレボリューションズを見てきたよ

映画

マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉

マトリックスレボリューションズを見てきたよ。個人的評価では 1 >>>>>(越えられない壁)>>> 3 >> 2 かな。求めている方向と違う方に進んでしまったので、1以外は駄作。ただ人によっては2,3もいけると思う。

以下ネタばれが続きます。

納得のできる説明を読み取れない個所が多すぎ。セラフの存在理由、なぜ最後にスミスが爆発したのか、少女への愛の意味、NEOが実世界で見えているもの。トレインマンの世界も良く分からんね。謎を残して考えさせることが目的なのかもしれないけれど、ヒントすらないようでは只の放置プレイ。

2ch等を見て、行けてると思った意見。

スミス関連。爆発したのはデウス・エクス・マキーナに直結したNEO経由でスミスのコードを読み取って、ワクチンを作成、MATRIXに注入したから。スミスがオラクルを「ママ」と言うのは、オラクルがアンバランス生成のためにウィルスを作成した事を意味する。

ネオとの対決シーンのセリフ、字幕は大きな誤訳がある。「始まりがあるものには終わりがあるのよ、ネオ」のネオが抜けている。スミスが「ネオ」と呼びかけることから異常を察知する個所なのにね。字幕作った奴はスミスがネオをアンダーソンと呼びつづけていた前ふりを気付いてないのか?

少女サティの存在。彼女は気象制御プログラム。最後のシーンでMATRIX上に今まで存在しなかった(と思われる、未確認。しかしトリニティが空に感動していたことからMATRIX上には存在しないと推察する十分な理由になりえる)朝日を作り出したことから分かる。まだ子供(未成熟なプログラム)なためMATRIX上での仮想太陽制御程度だが、大人になれば現実世界の雲を取り払える可能性を持つ。オラクルが彼女を引き取ったのは、彼女の力により気象制御か可能になれば発電池である人間を解放できると考えての事。

彼女の父親が発電リサイクル担当、つまりは現在の機械側の電力供給プログラムである自身の存在意義が娘の活躍により失われる可能性があることに気がつきながら、彼女の存在をオラクルに託すことを「愛と運命」として語っていると推測される。

発電池としての人間。入力より出力が低くなるので意味ないじゃんと思ってたが、創造主たる人間を確保、研究が主目的だったのでは?機械側としては人間と戦うつもりはなくて、一方的に人間の攻撃を受けていて仕方なく反撃していただけ。