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CD『The Koln Concert』(Keith Jarrett)の感想

ザ・ケルン・コンサート

キース・ジャレットによる即興ピアノ・ソロ・コンサートの模様を収録したライブアルバム「ザ・ケルン・コンサート」を聴いたよ。

これはスゴイ。キース・ジャレットが世界を作り上げていく様を感じられる。

ある意味、ライブ録音の「究極の答え」がこのアルバムかも知れない。俺は「スタジオ録音よりライブ録音」のが価値が高いと思ってるんだけど、このアルバムのお陰で益々その考えを強めました。

ただし、これはジャズではないね。敢えて分類すると「キース・ジャレット」というジャンルに落ち着きそうなぐらい個性的。大きく好き嫌いが分かれそうに思います。

でも「他にはない唯一無二の音楽」であることは間違いないので、ピアノ・ソロを聴ける音楽環境をお持ちなら、ぜひ一度試聴してみてください。

iTunes Storeで『The Koln Concert』を試聴するThe Koln Concert (Live) - Keith Jarrett

参考動画:
YouTube – Keith Jarrett Koln Concert – Part 1 1 / 3

CD『The Koln Concert』の収録曲一覧

  1. Part I(80)
  2. Part II A(80)
  3. Part II B(100)
  4. Part II C(80)

括弧内は100点満点による採点です。

1975年1月24日、ドイツのケルンにあるオペラ劇場で行われたライブを収録したアルバムだそうです。

映画『おくりびと』視聴

おくりびと [DVD]

滝田洋二郎監督、本木雅弘主演で「納棺師」の仕事を描いた映画『おくりびと』を見たよ。

あらすじ。死を扱う仕事だから差別・偏見が酷いよ。

感想。微妙。笑うポイントでは素直に笑えたし、山崎努や笹野高史の演技力の高さに心打たれるシーンもあった。ただ「納棺師」なる微妙な立ち位置の仕事を、2時間の映画で描くのはムリがあるだろ。常日頃、あまり生死について考えてないなら良いキッカケになる映画かも知れないけど、おいら的には掘り下げが浅くて不満でした。

そも主題となっている「納棺師」という仕事を知らなかったんだけど、儀礼的な様式を整えることにより、さも伝統であるかのように見せかけた「業者」なのか。どうりでアクションが一々ウザかったワケだ。ちょっと納得だわ。

ハナシ外れるけど、奥さん役の広末が可愛いかったよ。周りと比べると演技はアレだったけど、広末ファンなら見ても良いと思う。

100点満点で60点。広末好きなら+10点してお考え下さい。

おもしろ写真3点(2009/07/29)

拾い物のオモシロ写真3点を張っておくよ。これを見て笑えばいいと思うよ。

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