コーヒーミル買い替え、ナイスカットミルからネクストGへ

コーヒー,ナイスカットミル

ある日のこと。

愛用していた電動コーヒーミル「カリタ ナイスカットミル」が稼働中に突然停止。ハテナ?と思いつつチェックしていくとヒューズが切れていた。何か異物でも挟まって非常停止したのかな?と思い本体内部清掃後に底面に用意された交換用ヒューズに交換して再稼働。しかし一瞬は動作したものの再度の停止でヒューズ切れ。

これは買い替えろってコトだなと理解してサクッと「カリタ ネクストG」を購入しました。

そんなワケで「ネクストG」を選んだ理由や使い勝手などをまとめておきますよ。

「みるっこ」にするか迷った

これまで使っていたナイスカットミルで大きな不満はなかったものの、フジローヤルの電動ミル「みるっこ」の良い噂を聞いていたので鞍替えするか迷った。

しかし調べてみると、臼式のみるっこは細挽き(エスプレッソ用)は挽けないとのこと。カット臼付と言うのを買えばエスプレッソ用を挽けるらしいが、カット臼付きは中挽きや粗挽きが出来なくなるらしい。冬場はエスプレッソとドリップを交互に楽しむ事もあるので、エスプレッソ用が手軽に挽けないのは痛い…

と思いつつ色々と見ていたら、カリタの家庭用最高級電動ミル「ネクストG」が値崩れしていることに気が付いた。定価は59,400円と家庭用コーヒーミルとしては高すぎるんだが、市場の波に揉まれているうちに35,000円代まで下がっている。

これなら45,000円代の「みるっこDX R-220」より安いし、慣れ親しんだカリタ製だしと言うことでAmazonでネクストGを発注。購入価格35,090円で翌日には我が家に届きました。

ネクストG レビュー

そんなワケでネクストGです。家庭用に相応しくコンパクトな作りにはなっていますが、そうは言っても幅12cm、奥行き21.5cm、高さ40.1cmとそれなりの場所は取ります。

無印ナイスカットミルとの違いとして、電源スイッチが前面に来て操作しやすくなりました。また下部トレーが取り外しできるので清掃が楽になっています。

デザイン性を重視したのか、弾き目のダイヤルに何も書かれていないのは好きじゃないです。そうそう変えるモンでもないけど見やすく数字なり印を入れて欲しかったな。

気になっていた静電気除去機能。「高圧注意」と書かれたところからマイナスイオンが出て帯電を防ぐのと…

受け皿が特徴的な形をしていて、この形も微粉の飛び散り防止に役立ってるみたい。

実際に使う時は受け皿の切れ目を奥にして、こんな感じで設置します。

この静電気対策はとても良く機能しているようで、いままではミルを使うたびに少なからず飛び散っていた微粉が、ネクストGを使うようになったらほぼゼロになりました。

この「微粉とびちり(ほぼ)ゼロ」は、普段からコーヒーを挽いて飲む人に魅力的なんじゃないかな?これだけでもネクストGを選ぶ価値があると思うぐらいです。

ナイスカットミルとの違いとして、回転速度が半分になって騒音の低減と弾き目の安定に繋がっていることも特徴です。以前の無印ナイスカットミルだと、ビックリして猫が逃げるぐらいの音が出たんだけど、ネクストGなら挽いてる最中でも会話が出来るぐらいには静かになりました。それでもソコソコうるさいけどね。

おわりに

ナイスカット故障からネクストG到着までは、緊急バックアップ用として保管してあった手挽きのコーヒーミルを使ってたんですが、やはり粒度にムラが出るためか味にムラが出てしまい、明らかに味の差が出ていました。ネクストGやナイスカットミルだから美味しくなるわけではなく、手挽きだと味が落ちると言う感覚かな。

自分みたいなバカ舌でも差が分かるので、コーヒーにこだわるなら電動高級ミルの購入は検討するべきだと思います。

ネクストGの3万5千円は安くはありませんが我が家は基本毎日コーヒー豆を挽いて淹れる上にカリタ製なら10年は使えるので「365日x10年=3650回」は使うと考えると充分に元は取れるかなと思っています。