動画を楽しむタブレット「MediaPad M5 Pro」レビュー #HUAWEIタッチアンドトライ

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HUAWEI(ファーウェイ)」から発売されたタブレット「MediaPad M5 Pro」をお借りして試用しています。

2週間の試用期間で最も印象に残ったのは10.8インチという大画面と、harman/kardon監修の4スピーカーによる迫力のサウンド。その特徴から動画再生に向いたタブレットで、普段からオンライン動画を楽しむ人にぜひチェックしてもらいたい1台です。

詳しく見ていきましょう。

大画面で高解像度

スマホには無いタブレットならではのメリットと言えば大画面!

しかもMediaPad M5 Proは2560×1600ドットと高解像度なのでインターネットを見るときも画面が広くて快適です。試しにYahoo!やGoogleを見た時のイメージはこんな感じ。

AmazonのKindleアプリでコミックを読むときも、見開きが快適だし、片ページ表示なら紙のコミックよりサイズが大きくて迫力がありますね。

著作権に配慮して全体にボカしを入れてあります。

聞き取りやすく迫力のあるステレオスピーカー

動画視聴も試してみました。

MediaPad M5 Proは4スピーカーを内蔵している上に、画面の縦横に追従してステレオになるようにしてくれるので映画も気持ちよく観られます。

低音も高音もタブレットとしては良く鳴りますし、特に人間の声は聞きやすく感じました。これならYouTubeなんかをカジュアルに見るときも楽しめますね。

タッチペンは楽しいが活用方法はハテナマーク

ウリの1つのタッチペンは思っていた以上にスムーズに入力できてビックリ。

タッチペンに対応したアプリでのペン入力はもちろんのこと、ブラウザなどでの日本語入力時でも手書き入力が選べて中々に楽しい体験。アルファベット、ローマ数字、漢字、ひらがな、カタカナ混在でもするすると書けちゃうのが気持ちいいです。

手書き入力時のイメージが伝わるように動画を撮ってみました。

とは言え通常のキーボード/フリック入力や音声入力と比べて楽だったり早かったりするわけでは無く、お絵かき以外での活用方法が良く見えませんでした。

4096段階、傾き検知とスペック的にはイケてるので、絵を描く人に大きなポイントなのかと思います。

カメラも高性能

MediaPad M5 Proはカメラも中々に高性能。メインカメラは位相差AFをサポートする1300万画素で、インカメラも800万画素あります。

メインカメラ使用時の写真撮影は画面サイズが大きいので迫力があり、他とは違った撮影感覚になりますよ。

実際の撮影した写真はこんな感じ。クリックすると元画像が表示されます。

これならメインカメラで写真撮影も楽しめるし、インカメラを使ってビデオ通話やテレビ会議もできますね。

スマートカバーも付いてくるよ

今回はタイミングが合わずお借りできなかったのですが、スマートカバーが標準で付属します。動画の視聴時に役立ちそうだし、持ち歩きにも便利そうなので試せなかったのがザンネン。

こう言う付属品が充実してるのもMediaPad M5 Proのメリットかと思います。

その他各種スペック

詳細なスペックはM5 Pro公式のスペックページを見てもらうのが確実ですが、ここでも簡単に特徴を羅列しておきます。

・画面 : 約10.8インチ, WQXGA (2560 x 1600), IPS
・CPU : Kirin 960
・メモリ : RAM 4GB/ ROM 64GB
・Wi-Fi : 802.11a/b/g/n/ac
・バッテリー : 約7500 mAh、急速充電(9V,2A)対応

一言でまとめると、現時点で最強スペックのAndroidタブレットです。

改善を望みたいところ

概ね満足感の高かったM5 Proですが、いくつか改善して欲しいところもありました。

一番ザンネンだったのはM5 ProはWi-Fiモデルのみと言うところ。10.8インチは持ち歩かないと言う判断なのかも知れませんが、無印M5はLTEモデルがあるのでProでもLTE対応してほしかったです。

それから手書き入力に対応したアプリの不足も気になります。自分が調べきらなかっただけかも知れませんが、お絵かき以外でどう活用して良いかが見えてきません。ペン向けのHUAWEI純正アプリを増やしたり、オススメ対応アプリをアピールするなど工夫して欲しいなと思いました。

音量や電源のスイッチ位置が独特で縦持ち時に画面下に来る位置に並んでいます。横置き時には右上に来るので使いやすいんですが、縦持ち時には操作しにくいような?頻繁に使うボタンではないですが気になるポイントでした。

最後にちょっと高望みかも知れませんが、防水に対応してくれるとサイコーだったかな。動画視聴に向く端末なので、風呂やキッチンなどでも楽しみたかったです。

おわりに

タブレットとしての対抗馬はiPad miniになるかと思いますが、価格とスペックを見るとMediaPad M5にメリットがあるように感じました。

Androidタブレットという広い目で見ても現時点最強なのは間違いないので、タブレット購入を検討しているなら「HUAWEI MediaPad M5 Pro」も候補に加えてみてください。

この記事執筆で試用した「HUAWEI MediaPad M5 Pro」はHUAWEIのタッチ&トライイベントでお借りしたものです。記事執筆の対価は頂いておらず文章チェックも受けていません。