1メートルで60インチの大画面、バッテリーで動くポータブルプロジェクター「BenQ GS1」

BenQ,モニター・サンプリング

付属のバッテリーにより電源のない場所でも使えるポータブルプロジェクター「BenQ GS1」。

570グラムという軽さや付属ラバーケースによる耐衝撃性と言った特性を持ち、キャンプなどアウトドアレジャーでの使用を意識した設計ながら、そのユニークな使い勝手はインドアでも活躍します。

今回、BenQアンバサダーの製品モニターでGS1をお借りする機会に恵まれましたので、見た目や使い勝手などレビューしていきたいと思います。

GS1の見た目に迫る

まずはGS1の見た目の紹介から。

本体どーん。大きさは横14.6cm、奥行き13.9cmで、普通に手乗りしちゃう大きさ。端的に言って小さいです。

付属のバッテリーとドッキングして…

保護用のラバーケースを被せれば…

あっ!と言う間に持ち運び可能なポータブルプロジェクターの完成!

外出時の持ち運びや保管に便利なキャリングケースも付いていて…

こんな感じにスマートに収納が可能。

映像ソースとしてはHDMI、USB、マイクロSDカードが選択可能となっています。

GS1の使い勝手に迫る

発売元のBenQさん的には、アウトドアユースにも使えるモバイルプロジェクターとして売りたいようですが、個人的にはインドアユースでの便利さをアピールしたい。

Nintendo Switchと組み合わせ…

6畳間の短辺側を使ってGS1を設置。壁際にGS1を置き、反対の壁に映像を投射すると…

狭い部屋なのに手軽に大画面どーん!ちゃんと計ってないけどザックリ80インチは出ていると思います。(著作権に配慮して映像はボカしてあります。)

大きさが分かるように中央左手に私物のiPhone 6sを置いてみました。黒枠っぽいのがiPhoneなんだけど、GS1で投影した画面のデカさが伝わるかな?

こんな感じで普通にプロジェクタとして「使えるヤツ」なんだけどそれだけじゃない!

USB端子を電源ポートとして使ってFireTVを単体で動かせたり…

内蔵のAirPlay機能を使って、Wi-Fi経由でiPhoneの画面を投影したりも出来るんです。

お試しでiPhoneアプリ「猫じゃらし」の画面を投影したらサスケが遊んでくれましたw

他にもホント色々な機能があって。

Wi-Fi対応で本体にブラウザを内蔵しているのでGS1単体でYouTubeを見たり。Android端末で撮った写真をマイクロSDカードに保存してGS1で見たり。USBメモリに保存した動画を再生して大画面の動画プレイヤーとして使ったり。Bluetoothに対応してるので外部スピーカーを鳴らしたり出来るし、USBにマウスやキーボードを指せば普通に認識して使えるし。

縦方向のみですが自動台形補正機能も付いているので、壁に正対しさえすれば難しい操作なしで最適に投射できるのも推しておきたい。

気軽に持ち歩ける大きさ・重さな上に、アイディア次第で様々な使い方が考えられるイケてるデバイス。それが「BenQ ポータブルプロジェクター GS1」なのです。

どこで買えるの?いくらなの?

そんな感じで紹介してきたGS1ですが、購入できるのはCOSTCO(コストコ)のみ。

価格はオープンですが市場予想価格は5万円程度とアナウンスされていて、実際はもう少し安い値段で売られているようです。

おわりに

レビュー用としてお借りしたGS1ですが、Switchを繋げた大画面プレイが快適で普通にマリカとかゼルダをやり込んでしまいましたw

短焦点プロジェクターなので1メートルあれば60インチの画面になるし、内蔵スピーカーもそれなりの音が出るので、普通に個人ユースの「モニタ」として使うのもアリじゃないかと思います。

今回はお試しできなかったけど、Switchと一緒に友人宅に持ち込んで「みんなでワイワイ大画面」なんてのもできそうだしホント夢が広がりまくり。

明るさが300ルーメンなので部屋を暗くする必要がありビジネス用途には向かないことと、あとは購入先がコストコのみってのがネックとは思いますが、その使い勝手に可能性を感じたらぜひ購入を検討してみてください。

いろいろ遊べると思いますよ!

BenQ ポータブルプロジェクター GS1 | BenQ Japan