銃で撃ち合うオンライン探索型RPG「ディビジョン(Division)」、1週間遊んでみた感想

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銃で撃ち合うTPS視点のオンライン探索型RPG「ディビジョン」。Xbox Oneのダウンロード版を購入し、夫婦共々楽しんでいます。

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正規版から遊び始めて1週間。まだ良く分かっていない個所も多いですが、簡単なゲームの紹介と、いまの感想をツラツラと書いてみようと思います。

舞台はニューヨーク

ゲームの舞台は荒廃したニューヨーク。

オープンワールドシステムを採用していて街中を自由に歩き回れるようになっており、端から端まで歩くと実時間で30分ほど掛かるようです。

街中にあるビルなど建物内に入れる場合があり、建物内は上下の階層があって立体的に移動するので、思っている以上にプレイエリアが広いです。

敵は暴徒と化した民衆

主人公は非常時に治安維持活動を行うグループ「ディビジョン」の一員です。

ゲーム中では新種の天然痘が蔓延しており、それを切っ掛けとして一部の民衆が暴徒化。破壊や略奪、殺人など徒党を組んで行っているグループがあるので、それらに対してアタックするのが主な目的です。

悪事を行っているとは言え、攻撃対象は生きている人間。もしかすると人を選ぶゲームかも知れません。

隠れて戦う

戦闘は三人称視点の銃撃戦。

壁や遮蔽物に隠れながら戦う「カバーアクション」を採用しており、いかに上手に隠れるかが大きなポイントの1つとなっています。

なにも考えず、1人で敵に突っ込むと秒殺されるゲームなので、コソコソ隠れてプレイするのが性に合わない人はダメかも?

最大4人のチームを組む

街中には「暴徒に制圧された建物を奪い返す」「救援物資を確保する」など様々なミッションが用意されており、これらのミッションはソロプレイに加え、4人までのチームで攻略することも可能になっています。

チームを編成するには、ミッションごとにチームメンバーを募集したり、自由にメンバーが出入りできる「フリーローム」セッションを立てたりと多様な手段が用意されています。

コミュニケーション手段として文字列チャットは用意されておらず、キーパッドで選択するタイプのエモートのみですが、逆にそのお陰で言語の壁を越えた協同プレイが可能となっていて、ワールドワイドなチーム編成になることが多いようです。

対人戦(PvP)は特定エリアのみ

他のプレイヤーと戦う対人戦(PvP)は、ダークゾーン(DZ)と呼ばれる特定エリアのみに限定されています。

通常プレイ時は他プレイヤーに狙われる心配はないので、1人でブラブラ街を探索したり、チームメンバーとミッション攻略したりといったプレイが気軽に行えます。

レベルアップする

敵を倒すと経験値が入り、充分に経験値が溜まるとレベルアップします。レベルが上がると上位の装備が使えるようになります。

敵を倒すと稀に武器・防具をドロップします。武器は様々な種類がある上に特性違いもあり、アイテム拾いが楽しいゲームです。

各アイテムにはMODスロットが用意されていることもあり、スロットにMODを差し込む「改造」を行うことで、武器の長所を伸ばしたり、逆に短所を補ったりといったカスタムが可能になっています。

キャラクターのスキルは攻撃・防御・回復の3種

キャラクターが使えるスキルは主に3種類。銃を撃つ系の攻撃系、撃たれたときに使う防御系、自分を含むチームを回復させる回復系のスキルがあります。

さらにボタンで発動する能動的スキル、条件に合致すると発動する受動的スキル、ずっと効果のある永続的なスキルの概念もあります。

同時に使用可能なスキルの数が決まっているため、どのスキルを選択するかによって、それぞれのキャラクターの特徴が出てくる仕組みになっています。

1人プレイ(ソロ)でも遊べる

難易度と敵の動き方を見ると、基本はチームを組んで遊ぶゲームだと思います。

一度に複数の敵が迫ってくるし、油断すると側面から回り込んで攻撃してくるので、考えなしに動くとすぐに死んでしまいます。対抗するには、こちらもチームを組んで面で受け、死角を減らすのが効果的です。

しかしスキルを効果的に使うことにより、ソロプレイでもミッション攻略が可能になっているようです。

具体的には近くの敵を攻撃し続ける「タレット」と言うスキルを使います。カバーアクションを駆使して敵に見つからないように近くまで迫り、隠れたまま敵の近くにタレットを設置。敵がタレットに気を取られている隙に、なるべく遠くから銃撃することで、ソロでも何とか攻略できるようになっているようです。

エンドコンテンツを楽しむゲーム?

自分がまだその領域に達していないので確証はありませんが、レベル上げの時間は長くなく、レベルキャップに達したあと、さらなる高みを目指して周回を行うゲームかなと言う感触です。

聞いた話しでは、すでにレベルキャップに到達している人が何人もいる模様。レベルキャップに到達後は、レアなアイテム探しを楽しんだり、PvPと略奪が可能な「ダークゾーン」の探索を楽しむようですね。

おわりに

人と人が撃ち合うシューティングゲームで、後半はPvPの要素もあるため、誰でもが楽しめるゲームでは無いと思います。

しかし舞台となるニューヨークは作り込まれていて美しく、ゲームシステムも良く練られています。日本語対応についても、文章はもちろん、音声も日本語吹き替えが用意されています。

チーム編成もオートマッチングが良く機能していて、ちょっと待っていれば直ぐに複数人で集まれるようになっています。

ソロでもある程度楽しめるのですが、やはりチームでプレイした方が楽しそうと言うことで、わが家ではXbox Oneの買い増しを検討中。最近少なくなっていた新規の大型IPですし、銃でバリバリ撃ち合うのが好きならぜひ一度遊んでみて下さい。